『今思い出しても悔しい敗戦』 -クリス・ベッチャーHC-
2013年11月13日
先週末の大分戦、悔しすぎる2連敗に終わったレイクス。1日のオフを経て迎えた今週の練習が終わった後に指揮官にインタビューしてきました。
『土曜日のゲームは大分の外国人選手が皆エネルギッシュだったことと、やはり清水選手の大当たりにあります(27点)。1対1で抑える予定でしたが、それができず、ダブルチームを仕掛けたりもしましたが、フリーになった選手も効果的にシュートを沈めてきたため打つ手がありませんでした。皆がディフェンスにばかり気をとられるあまり、オフェンスに集中できずいつもなら入れられるシュートも決めきることができませんでした。日曜日はある程度プラン通り進められたと思います。ところが残り3分のところで大分にペースを握られてしまった。一つのファウルが、一つのパスミスが、一つのフリースローミスのうちどれか一つでも上手く行っていれば勝てたんじゃないかと、とても落ち込みました。』
Q.今週の練習ではどういった点を重点的に行って行きますか?
『これまでは戦術を教えること、皆が共通の理解を持つことといった練習を行ってきました。でもこれからはもっと細かいところを突き詰めていかないといけないと思います。味方同士の動きについてもっと知る必要があるし、ディフェンス、スクリーン、リバウンド、ありとあらゆるところでこうなったらこうするとか、この選手はこう動くから自分はこう動くとか、もっともっとチームメイト同士が互いの動きについて知るようにしていこうと思います。』
『大きいですよ。コート上のHCを欠いているのだから。私が指導、指示できるのはあくまでもベンチからです。ゲームは常に状況が変わって行っている。そんな中でコート上で誰よりもそれを察知して、最適なプレイを選択・指示できる選手。それがシンヤです。だから他の選手はこれまで以上にコート上でコミュニケーションが大事になってきますね。でも楽しみでもありますよ。この状況で誰がリーダーシップを取るのか。ヨコやB(ブランドン)といった若手は育つ大チャンスですね。誰かがその穴をカバーするんじゃなくて皆でカバーしたいと思います。』
Q.先週末の敗戦はチームにとっても辛いものだったと思います。試合後はどういった話をされたんですか?
『コート上でも、外でももっとチームメイト同士が信頼しないといけないと話しました。先ほども話しましたが、互いが互いのプレイについてもっと知ること。今は勝ちたいがために、自分本位のプレイが出てしまっています。ではなくて勝ちたいからこそチームメイトを信頼してパスを出す。この選手はここなら必ず決めてくれる、この選手はこういったプレイが得意だといった信頼関係がもっと築ければ、もっと良くなると思います。後はこの2敗をシーズンのどこかで挽回しないといけないとも言いました。敗戦濃厚な試合をひっくり返すとかね。幸いにもシーズンは始まったばかりなのでまだまだそのチャンスはあります!』
Q.ベッチャーコーチ自身は翌日のオフは何か気分転換などされたんですか?
『何回も何回も大分戦のビデオを見ていました(笑)本当に悔しくて、同じプレイを何度も繰り返し見て、この時はこうすべきだったのかなぁとか、ここはもっとこうできたなぁとか、ずっと見ていました。今思い出しても悔しくなってくるぐらいです。夜は家族と外食してリフレッシュしましたが、今週もゲームがありますからね。敗戦は悔しいけれど、ゲームが終わった時から翌週に向けての戦いは始まっていると思うので、ビデオを見て反省して翌週に向けての研究と対策を講じています。全ては今週勝つためです』
インタビュー中何度も何度も『悔しい』という言葉を話したことが印象的だったベッチャーコーチ。だからこそ、一つ一つのプレイにもっと拘らないといけないと強調します。練習中にも集中力を欠いたプレイには激しい口調で注意をし、集中を促します。今週の相手は東の強豪、新潟アルビレックスBBです。ハードな戦いが続きますが、ホーム守山で再スタートです!!
―滋賀レイクスターズ パートナー―
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Posted by 滋賀レイクスターズ at 17:34│Comments(0)
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